センターだより

花カフェで、回想法を体験

懐かしい昭和の思い出を語り合うー。認知症カフェ・花カフェが6月17日、ケアセンターで開かれ、認知症の改善に効果があるとされる回想法が紹介されました。

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回想法とは、昔懐かしい写真や音楽、親しんだ物に触れて、思い出を語り合う心理方法の一つです。読売新聞社では、昭和の新聞記事や写真、ニュース映像などを題材に回想法を取り入れた「よみうり回想サロン」を開発しました。花カフェでは今回、高齢者に回想法の一端を体験してもらおうと取り上げました。

この日は地域住民約30人が参加。「回想サロン」を担当する読売新聞東京本社の記者が案内役を務めました。終戦間もない「闇市」やブギの女王「笠置シヅ子」、ラジオドラマ「君の名は」など、戦後を象徴するニュースの記事や写真、映像を示しながら、クイズ形式で、参加者が往時の記憶を呼び覚ますよう促します。参加者は、「闇市で進駐軍からガムをもらった」、「笠置さんはにぎやかだった」「(「君の名」ではやった)真知子巻きやりましたよ。暖かくてね」などと、懐かしそうに思い起こしていました。

次回花カフェは7月15日(日)午後1時半から、花ハウスで。テーマは「成年後見制度」です。


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