センターだより

花カフェで、読売日響楽団員のミニ演奏会

1902読響1.jpg読売日本交響楽団のバイオリニストを招いてのミニ演奏会が2月17日、ケアセンター1階デイルームで開かれました。「認知症と音楽療法」をテーマにした地域カフェ・花カフェの催しで、地域住民の方々、入所のご利用者、ご家族約90人が、プロ演奏家による生の調べを楽しみました。

読売日響は国内屈指の交響楽団で、この日ケアセンターを訪れたのは田村博文さんと山田友子さんのお二人。冒頭、花カフェのスタッフが「好きな曲を聴いたり、簡単な楽器を演奏したりすれば、脳を活性させる」と音楽の効用を説明した後、演奏会が始まりました。1209読響2.jpg

モーツァルトやビバルディの名曲を奏でられると、会場はふくよかなバイオリンの音色に包まれました。続いて、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでお馴染みの「ラデルツキー行進曲」。カスタネットや鈴、タンバリンが会場に配られ、軽快なリズムに合わせて、聴衆はカスタネットをたたいたり、鈴を振ったり。童謡「ペチカ」では、職員も交じって一同で声を合わせて歌いました。田村さんは盛り上がりに「今度来る時は、生カラオケにしましょう」と冗談交じりに話していました。

終了後、参加者からは「知っている曲が多く、みんなで楽器も使えてとても楽しかった」「アッという間に時間が過ぎました」「久しぶりのクラシックで胸が震えました」などの感想が寄せられました。


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