よみうりランドケアセンターの入所者様が24日、４年ぶりに再開された調布花火を楽しまれました。高台に立つケアセンターの屋上は、遠く多摩川の向こう側まで見通せるから、花火を楽しめる絶好のスポットなのです。

　夕方、職員が車いすに乗った入所者様をエレベーターで屋上に次々と誘導します。前日までと打って変わって、この日は秋の訪れを告げる風が吹いていました。少し寒いと感じる入所者様には毛布にくるまって鑑賞してもらいます。

　午後6時半、北の方にカラフルな火の玉があがります。「うわー、すごいね」「たまや～」と歓声が上がります。「いい席だね」「隅田川（花火大会）に負けてないよ」という声も聞こえました。入所者様は屋上の見やすい場所に車いすで並び、次々と夜空を彩る花火に見入っていました。夏の終わりと秋の訪れを肌で感じた夜になりました。