地域が抱える心配ごと・困りごとの解決に皆で取り組もうと、川崎市多摩区役所の呼びかけで始まった同区菅地区の交流会が7月下旬、区内の介護施設で開かれました＝写真、多摩区役所提供＝。介護施設や福祉作業所、生保会社、子育て支援のＮＰＯなど13の団体・企業・個人から25人が集まり、読売光と愛の事業団からは、主にケアセンターで執務する法人役員と花ハウス職員の計2人が参加しました。

　交流会は「地ケアプロジェクト　Team SUGE」と銘打って2022年度に始まりました。今回は25年度の第１回会合で、参加メンバー個人や属する組織の強みについて紹介し合いました。さらに、それらの強みを今後地域にどのように生かしていくことがで

きるか、アイデアや意見を出し合いました。

　事業団役員は「老健や特養での介護サービス提供と併せて、情報発信も積極的に行い、お悩みの方々を少しでも助けたい。そのために、地域で活動するさまざまな方々とつながり、意見交換などをしていきたい」との趣旨でプレゼンし、会議後の親睦会でも参加メンバーらと交流を深めました。